ARTICLE. 8 「認知心理学って何?」|UMICAHI JOURNAL|熊本市の訪問看護・リハビリ・介護ステーション|UMICAHI(ウミカヒ)

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アカデミック 2022.1.10

ARTICLE. 8 「認知心理学って何?」

UMICAHI訪問看護リハビリステーションがお伝えする

在宅看護・在宅リハビリテーションを提供するうえで、役に立つかもしれない最新情報や知識を共有する「ARTICLE 」

 

 

今回テーマは「認知心理学って何?」

 

 

一般的によく耳にする心理学では「心」も脳の働きよって生まれると考え、今あなたや私が感じていることや考えていることはすべて脳が働いた結果であると捉えています。

「認知心理学」では、知覚や記憶、学習や予測など、ヒトの認知機能を主な対象とし、実験的な手法などを用いながら、私たちヒトの「心」を解明しようとしています。

これらヒトの心を知ることは、人の考えや行動を理解することに役立ちます。

例えば、「夜ご飯のカレーを作る材料を買い物に行く際は、家に何の食材があるのかを確認して記憶にとどめ(場合によってはメモをとり)、何かしらの移動手段を用いて、必要な材料が置いてあるスーパーに行く。

スーパーでは人にぶつからないように注意しながら、予算に合わせて食材をかごに入れ、レジでお金を払う。」このような何気ない日常の動作も、私たちの脳が必要な情報を記憶、整理することによってできていると考えられます。

人と関わるリハビリテーション職(のみならず医療職)は、人の心を理解できるように努力しながら、対象者と関わることが大切であるとされています。

 

 

参考文献

    小手川 耕平 (2019). 作業療法と認知心理学 山野 克明 () 熊本保健科学大学ブックレット07 作業療法ってすばらしい (pp.39-56) 学校法人銀杏学園 熊本保健科学大学

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