スタッフのツブヤキ 2022.9.29
ブログに残したい。
こんにちは!
UMICAHI訪問看護リハビリステーション看護師 椎葉です!
今回のブログはご家族に許可を取り書かせていただきます。
今から約8年前。
訪問看護師になって初めて担当になった方の話。
初回の訪問で
「お前のことは娘と思うからな!!」
「いや、、年齢的に孫って言ってください〜」
この会話から始まりました。
この会話のやりとり、、何百回したことでしょうか☺️
火曜日と金曜日に訪問し、金曜日は介入後に一緒にお昼ご飯を食べる。
「この時間お前と飯食う時間が1番の楽しみ✨」と言ってくださり「仲間はたくさん連れてこい!飯食わせてやる!」と、私の働く仲間まで愛してくださっていました😊
私たちは訪問終わりに必ず「今日もありがとうございました」と言います。すると、その方は「こっちこそありがとう!」とまたまた必ず言ってくださっていました。
帰りには子供たちにとジュースととんがりコーンを持たせてくれるのも8年続きました。
書けば書ききれない、笑える出来事、泣ける出来事。
この訪問はまだまだ続くものだと思っていました。
大好きな畑仕事して、シルバーカー押して買い物行って…お元気でした。そんな7月下旬。
急な体調不良で入院することになり、「ちょっと入院してくるけんな!待っとけよ!」と電話をもらいました。
入院中も時々電話をかけてくださっていました。
しかし…
「おい!俺は点滴に繋がれて死によるぞ!笑 早く家に帰りたか。お前に会いたい。帰ったらバーベキューするぞ!」と8月7日に電話をもらったのが最後の会話となりました。
令和4年8月22日
朝、息を引き取ったと電話をもらいました。
溢れる涙を気合いで止めながら仕事をやりきりました。
ご冥福をお祈りします。
空から見守っててください。
関わらせていただいてありがとうございました。
正直こんなことがまだ全然言えません。
私のアセスメントが足りていなかったのか?もっと早く何かに気づけなかったのか?後悔しかなく、今はっきり言えるのは
『また会いたい』
それだけです。
切り替えのできない訪問看護師ですが、大切な利用者様はたくさんいるので…ひたすらひたすら毎日仕事を頑張ります。
人生に関わらせていただく訪問看護。
看護側が納得する形の最後なんてないかもしれません。どんな形であれ死は淋しい。
振り返った時に、笑顔の利用者様がたくさん思い出されるように…毎日の1件1件を素敵な時間にしていきたい。改めてそう思いました。
たくさんの出会いと別れを繰り返し、笑ったり涙したりして成長していくウミカヒ看護師を見守るのも、私の今後の楽しみです😊
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