ARTICLE. 21 「多職種連携」|UMICAHI JOURNAL|熊本市の訪問看護・リハビリ・介護ステーション|UMICAHI(ウミカヒ)

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アカデミック 2022.10.17

ARTICLE. 21 「多職種連携」

UMICAHI訪問看護リハビリステーションがお伝えする

在宅看護・在宅リハビリテーションを提供するうえで、役に立つかもしれない最新情報や知識を共有する「ARTICLE 」

 

 

今回テーマは「多職種連携」

 

 

在宅でのケアを含めて医療においては様々な職種が関わっています。

これは多職種連携といわれますが、多職種連携には大きく分けて3つの種類があります。

 

1つ目は、多職種チームモデル (multidisciplinary team) とよばれ、様々な分野の専門職が独立してサービスを提供するが、必要な情報やケアプランは共有される連携方法です。

 

2つ目は、相互乗り入れモデル (transdisciplinary team) とよばれ、専門分野の境界を越えた関わりや、協同した介入を行うものです。

 

3つ目は、相互関係チームモデル (interdisciplinary team) とよばれ、先の2つのモデルの中間にあり、協同的な関わりは行うものの、専門分野の境界を越えた関わりまではしない連携方法です。

 

それぞれの連携方法でメリット・デメリットはありますが、訪問看護やリハビリテーションでは専門分野の境界を越えた知識や技術に基づく介入 (例えば、リハビリテーションセラピストであっても、疾患や介護サービス・制度の知識に基づく対応や関わりや、看護師であればその逆もあり得る) による相互乗り入れモデルによる連携が重要であると考えられます。

 

 

参考文献

    Wilcox, M.J. (1989). Delivering communication-based services to infants, toddlers, and their families: Approaches and models. Topics in language disorders, 10, 68-79.

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