ARTICLE. 28 「パーキンソン病とリハビリテーション 1」|UMICAHI JOURNAL|熊本の訪問看護・リハビリテーション|UMICAHI(ウミカヒ)

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アカデミック 2023.1.19

ARTICLE. 28 「パーキンソン病とリハビリテーション 1」

UMICAHI訪問看護リハビリステーションがお伝えする

在宅看護・在宅リハビリテーションを提供するうえで、役に立つかもしれない最新情報や知識を共有する「ARTICLE」

 

今回テーマは「パーキンソン病とリハビリテーション 1」

 

 

パーキンソン病に対するリハビリテーションは、薬物療法や外科的治療の補助的な手段として有効であることが明らかにされています。

 

Abbruzzese et al. (2016) は、運動介入はシナプス (神経が情報を伝達するための接合部) の強度を高め、神経伝達に正の効果をもたらすため、パーキンソン病の機能的回復に効果的であることを示唆しています。

その介入方法は、ストレッチや筋力増強、バランス、姿勢練習、作業療法など様々であり、近年ではバーチャルリアリティや運動イメージ、ロボット機器、ダンスや武道などの新たな手法も提案されています。

しかしながら、最適なアプローチ方法についてのコンセンサス (共通認識) は得られていないとされています。

 

Tomlinson et al. (2012) も理学療法は、パーキンソン病において短期的な利益をもたらすが、現在、様々な介入方法の違いによる効果にはほとんど差がないことを示しています。長期的なパーキンソン病リハビリテーションにおける介入効果や費用対効果を評価するためには、更なる研究が必要であり、個々の症例の特徴に合わせたプログラム介入が必要であることが示唆されます。

 

 

 

参考文献

    Abbruzzese, G., Marchese, R., Avanzino, L., & Pelosin, E. (2016). Rehabilitation for Parkinson’s disease: Current outlook and future challenges. Parkinsonism & Related Disorders, Suppl 1, S60-64.

    Tomlinson, C. L., Patel, S., Meek, C., Herd, C. P., Clarke, C. E., Stowe, R., …Ives, N. (2012). Physiotherapy intervention in Parkinson’s disease: systematic review and meta-analysis. BMJ, 345, e5004. doi: 10.1136/bmj.e5004.

 

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